こんにちは、masaです。
今回で肌荒れ改善3ステップということで、いよいよ実践編に突入していきます。
実践編の第一弾にしてまずは、「肌荒れ改善ノウハウ」の要である、水洗顔についてマスターしていただきたいと思います。
前回までのステップで、肌荒れ改善をするために必要なマインドは整ったと思います。
1ステップ→世界最強のスキンケアは、自分の肌を信じること!
2ステップ→「化粧品」というマインドコントロールから目を覚まそう!!
1ステップから、順番通りに読み進んでいくことが重要です。
まだ読んでいない方は、先に目を通しておいてくださいね。
水洗顔の効果は医学的に証明されている
水洗顔は、クレンジングや洗顔剤を一切使わない洗顔方法で、化粧水や保湿クリームも使用しません。
つまり基礎化粧品は使わずに、水だけで顔を洗うということです。
これまでのステップを踏んでいるあなたであれば、肌のターンオーバーの仕組みと化粧品の怖さを理解しているので、至極真っ当な洗顔方法だとわかっていただけているはずですが・・・
世間一般的には、マスコミによって刷り込まれた「基礎化粧品を使うのが常識」というマインドコントロールによって、水洗顔という洗顔方法は、隅に押いやられてしまっているというのが現実です。
そして今だに、水洗顔に対して「邪道だ!」といぶかしがる人たちは、たくさんいらっしゃいます。
「水洗顔に挑戦してみたけど上手くいかなかった・・・」というネットの書き込みもその一因でしょう。
わたしもそういった書き込みを何度か見かけますが、その方たちは、はたして正しい方法で水洗顔を実践できていたのか?と疑問に感じてしまいます。
実際にそういう記事を読むと、水洗顔の詳しいやり方は書かれておらずに、1ヶ月やってみたけど「余計悪化した」もしくは「よくわからなかった」、というような、短い期間での経過を書き綴っただけだったりします。
たとえ詳しく書いてある場合であっても、「いや、そのやり方違うでしょ」というようなものばかりで、けっきょくは、基礎化粧品を使った洗顔の方が良い!という結論を出して、化粧品を売ろうとしているのがみえみえです。
それと反対に、水洗顔で肌荒れが改善したというブログもあります。
ではいったい、成功した人と失敗した人の差はどこにあるのでしょうか・・・
結論から言うと、成功した方のブログは、効果が出なければやり方をかえるなど、ご自身で試行錯誤しながら、「効果をだすにはどうしたらいいのか?」を常に実践しているのが見てとれます。
わたしも最初はなんとなく水洗顔をスタートして、なかなか効果がでない時期もありましたが、そこで諦めずに、
「どうやったら効果が出るのか?」ということを日々研究して、ちょっとずつ効果が上がるやり方にシフトしていくことができました。
水洗顔は、正しいやり方で、さらにそれを継続しないと効果がでません。
なので、「水洗顔」がうまくいかないというのは、やり方が正しくなかった可能性が高いのではないか?とわたしは思います。
もちろん個人差はあるので、人によっては、水洗顔が合わないという場合も稀にあるのかもしれません。
ただ、水洗顔が合わないという結論を出す前に、一度、わたしのやり方を試していただきたいです。
わたしがおこなっている水洗顔は、独自で作り上げた「肌荒れ改善ノウハウ」と、肌の専門家で医者でもある宇津木先生が提唱している「宇津木式スキンケア」をミックスしたものです。
わたしの考えと宇津木先生の考えはほぼ一緒ですが、わたしが感覚でノウハウとして持っているものを、医者であり肌の専門家でもある宇津木先生の言葉を使わせていただき、理論立てて説明をするというようなイメージです。
「宇津木式スキンケア」とは、化粧品が肌にとって「害」だとはっきり定めていて、基礎化粧品はなるべくつけずに洗顔も水だけですませるというもの。
なので、理屈が通らないような胡散臭いものではなく、科学的にもしっかりと裏付けされた真っ当な洗顔なんです。
じっさいに、宇津木先生のもとで水洗顔をおこなった何百人もの人たちの、ほぼ全ての肌荒れが改善されたというデータも残っているので、説得力は抜群です。
何よりも、わたし自身の肌が劇的に綺麗になったので、自信を持ってオススメできます。
なぜ毎日洗顔をするのか?その理由を理解する
ここで1つ質問です。
人はなぜ毎日洗顔するのでしょうか?
「顔の汚れをおとすため」、「脂ぎった顔をどうにかするため」、「ニキビを治すため」、「みんなやっているから」、etc・・・たくさん答えが出てきそうですが、
その理由をはっきりと答えられる方はなかなかいないと思います。
はっきりとした答え・・・つまり洗顔をする本当の理由は2つあります。
たったの2つだけです。
それは、
①肌についた汚れや異物をおとすため
②過酸化脂質をおとすため
以上です。
肌についた汚れや異物をそのままにしておくと、毛穴のつまりや炎症の原因となってしまい、
さらに、排気ガスなどに含まれている「アレルゲン物質」が肌に付着すると、肌内部の活性酸素を増やしてしまい、酸化によって肌にダメージを与えてしまいます。
そして、②の「過酸化脂質」ですが、これは皮脂が数時間たって酸化してしまった状態のもの。
過酸化脂質はとても厄介で、放置しておくと、皮膚の細胞やDNAを傷つけてしまい、肌に多大なるダメージを与えてしまいます。
過酸化脂質の元となる皮脂は、毛穴にある皮脂腺から分泌されるので、
毛がほとんど生えていない太ももや腕の内側は、誰でも肌が一番綺麗な場所ですよね?
毛が少ない部分は皮脂腺も少ないということなので、結果として過酸化脂質が発生しにくく、肌へのダメージが少なくてすむからです。
以上の理由から、私たちは洗顔をする必要があります。
水洗顔がうまくいく7つのポイント
それでは、いよいよ水洗顔のやり方について順番に詳しく説明していきますが、
わたしがおこなっている水洗顔のコツは、大きく分けて7つのポイントがあります。
1.洗顔は1日に2回以上してはいけない
洗顔は1日に朝と晩の2回おこないます。
もしかするとあなたは、汚れや過酸化脂質が肌にとって悪いのであれば、1日に何回も洗顔をした方がいいのではないか?と思うかもしれません。
ですが、洗顔という行為は異物を洗いながして肌を清潔に保つ重要なものでありながらも、やりすぎると逆に肌へ負担を与えてしまいます。
私も知識がなかった高校生の頃、1日に5回もの洗顔をして、肌荒れが余計に悪化してしまいました。
顔に対して何か刺激を与えるという点で、
例え、洗顔剤を使わずに水で洗うだけだとしても、肌にダメージを与えているということに変わりはありません。
重要なのは、いかに肌を刺激することなく、汚れと過酸化脂質を落としきるかということ。
水を使わずに顔に付着した汚れや過酸化脂質がとれれば理想ですが、そんな魔法みたいな方法は存在しません。
だからこそ、最低限の回数である朝と晩の2回、しかも水だけの洗顔で、極力肌に負担がかからないように、汚れと過酸化脂質をおとす必要があるんです。
そして洗顔をする時間帯ですが、
汚れも過酸化脂質も、時間が経てば経つほど酸化によって肌にダメージが蓄積されていくので、洗顔する時間が遅くならないように気をつけなくてはいけません。
朝は、家の中で眠って起きただけで、特に汚れが付着しているわけでもないので、出掛けるまでの間に自分のタイミングで洗顔してOK。
しかし、夜の場合は注意が必要です。
日中に外へ出かけるため、空気中の汚れや汗、過酸化脂質がたっぷりと肌についた状態になっているで、家に帰ってきたらすぐに洗顔をしたほうが良いでしょう。
肌が清潔な状態を、できるだけ長く保つというのが大事なのです。
2.洗顔をする時は手を清潔な状態にする
洗顔する前は、ハンドソープでしっかりと手の汚れや雑菌を落としてください。
手が清潔でないと、肌に雑菌がついたり余計なダメージを与えてしまうので、洗顔をする前は必ず手を洗います。
たとえ家の中だけで過ごしていたとしても、テレビのリモコンやテーブル、スマホなど、普段から無意識に触っているものは、雑菌がついている可能性が高いです。
汚れた手で肌を触るというのは、想像以上に肌に良くないです。
洗顔の話からは少し逸れますが、顔が痒い時でもかいたり触ったりするのは絶対NG。
わたしの妹は、顔を無意識に触る癖があって、それが原因で肌が荒れたことがあります。
本人が肌荒れに悩んでいたので、「顔を触る癖をやめた方がいい」という指摘をしたら、1ヶ月後にはだいぶ肌荒れがおさまりました。
「そんなことで肌荒れが治るなんて思いもしなかった・・・」とビックリしつつも、妹から感謝されました。
無意識に顔をかいてしまうという人は意外と多いので、普段から顔を触らないように意識をしていたほうが良いでしょう。
朝起きた時に、顔に引っかいたような傷があったり、ヒリヒリした感じがあった場合は、寝ている間に無意識のうちに手で引っかいている可能性が高いので、特に注意が必要です。
眠っている間は、起きている時よりも意識がない分、遠慮せずにガシガシと擦ってしまっています。
普段から爪を切る習慣をつけたり、寝ている間に引っ掻く癖がひどい場合は、手袋をしてから眠るなどの工夫が必要です。
3.肌に刺激の少ない水で洗う
この話は灯台下暗しというか、すごく盲点だったりするのですが・・・
みなさん、クレンジングや化粧水にはこだわっているのに、顔を洗うのに一番重要な「水」についてはあまり深く考えていない気がします。
ほとんどの場合、顔を洗う時は、自宅のシャワーや洗面所から出る水道水を使っていますよね。
ですが、普段使っている水道水が、肌にとって悪いものだったらどうしますか?
まずは、下記の記事をご覧ください。
確かに水道水は安全ですが危険も多く含んでいます。
平成25年度の水道普及率は97.5%となり、多くの給水管が使われています。
この給水管が水道水の危険性のひとつの要因です。
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【出典】 鉛製水道管について|茨城県南水道企業団
1980年代後半まで鉛製の給水管が使用されていました。
この鉛製給水管から水道水に溶け出し、水が汚染されてしまっています。
平成15年4月には水質基準で0.01mg/Lが定められていますが、いまだ7,530kmを超える膨大な鉛製給水管が残存していると厚生労働省が発表しています。(平成21年度の水道統計)
【参考】 平成24年3月 鉛製給水管布設替えに関する手引き|厚生労働省
また鉛製の給水管でなくとも管が、法定耐用年数40年を超過しているものも使われています。
そのため腐食性土壌に起因する漏水事故が起きているなど水道管の耐震化率は低くなっています。
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この実態を見たことはありますか?
古くから使用している水道管に赤さびが発生していることをあらわしています。消毒後にこの水道管を通るわけですから、蛇口から出る水道水は果たして安全なのか疑問が残るところです。
国としても大規模震災への懸念などもあり、早急な対応を求められているが膨大な費用がかかり有能な人材が定年を迎えるなどなかなか進まないのが現状となっております。
水道施設整備費の平成28年度予算を前年比103%の確保をし、水道管路緊急改善事業を創設しています。
またマンションなどで給水タンクを使用している場合は、気をつけてください。
給水タンクの管理は国ではなく検査や清掃を厚生労働大臣に認可をもらっている事業者が点検するものとなっています。
水道水は、水質基準を多く設けていますが、カルキ(塩素)は人間にとって有害な物質であることに変わりはありません。
また塩素消毒をする際に発生するトリハロメタンは発がん性物質です。
出典:水のススメ
上記の記事は普段使っている水道水の危険性について述べています。
まとめると、水道水には危険な要素が3つあるということですね。
①鉛製の給水管から水道水に、鉛が溶け出してしまっている
②法定耐用年数を過ぎている水道管は赤さびが発生している
③水道水には浄化のためにカルキ(塩素)が使われている
それでは、それぞれの危険性を考察していきますが、
まず①の鉛製の給水管は、全国各地で現在もかなり残存しているとのことです。
鉛は長期的に摂取し続けると中毒になってしまい、神経障害や頭痛、貧血などを引き起こしてしまう危険なもの。
特に子供や妊婦さんは影響を受けやすいので注意が必要です。
有名な話として、ベートーヴェンの耳が聞こえなくなったのは、鉛製のコップでワインを飲み続けたのが原因で、鉛中毒になってしまったからだと言われています。
また、鉛は肌にとっても有害で、昔の歌舞伎役者は鉛の入ったおしろい(メイクに使う白い粉)を使っていたために、鉛中毒になって身体中に毒がまわり、体の一部が壊死したりなどして命を落としています。
この描写は有名な漫画「仁」にも出てくるので、興味のある方は読んでみてください。
ただ、現代の日本で水道水を使い続けただけで、そこまで重篤な症状に陥る可能は限りなく低いでしょう。
そもそも水質基準で定められている0.01mg/Lというのは、例え毎日のように水道水を飲み続けたとしても、人体に影響がないように設定されているので、国は安全だと言っています。
たしかに数字だけを見ると、なんの問題もなく人体に影響がないように見えます。
しかし、
地域によって偏りはあるだろうし、実際に土の中を掘って給水管の劣化状況を確認したわけではないので100%安全だとは誰も言い切れません。
それに、アレルゲン物質と同じで、例え少量だったとしても、敏感に反応してしまう人にとっては、肌荒れの原因になってしまいますし・・・。
それに関しては②法定耐用年数を過ぎている水道管にも同じことが言えます。
自宅につながっている水道管が、もしも写真のような状態だったとしたら、めちゃめちゃ恐ろしいですよね・・・
旅行などでしばらく家を空けていて、久しぶりに水道を使ったら赤茶色の水が出てきてビックリしたことがありますが、同じような経験をしたことがある人はたくさんいるのではないでしょうか?
この現象は、写真のような劣化した水道管を通った水に、赤さびが混ざり込んでしまったものだと考えられます。
赤さびはは水が溜まっている状態で溶け出してきます。
これは鉛も同じです。
つまり、水を使っていないときは流れがなく、給水管に溜まった状態なので、その時間が長ければ長いほど鉛と赤さびはどんどん水に混ざっていくのです。
わたしも調べてみるまでわからないことでしたが、
久しぶりに水道から出した水や、朝一番の水は絶対に飲まないようにと、水道局は注意喚起をしているそうです。
飲まないように、ということは、肌にとっても良くない可能性が高いですよね。
そういった理由から、わたしはいつもお風呂に入るときに、最初に水を1〜2リットルほど流し水をしてからシャワーを浴びるようにしています。
本当は自宅に通っている給水管を全て、新しく取り替えるというのが理想だとは思いますが、それはさすがに現実的ではないので・・・
特に、自宅の水道水が頻繁に赤っぽい色をしているのであれば、流し水の量を多くして、できるだけ肌への刺激がない状態で洗顔や体を洗った方がよいでしょう。
そして、③水道水に含まれているカルキ(塩素)ですが、これが1番肌に悪影響を与えています。
カルキは水を浄化するのに必要なものですが、肌にとっては不必要なもの。
カルキの成分は、種類は違えど、カビキラーなどの強い塩素系の洗剤と似たようなものです。
違うのは濃度なので、簡単に言うと、カビキラーを薄めたものが水道水に混じっているということ。
お風呂掃除をする際に、誤って塩素系の洗剤が手についてしまい、そのまま放置すると、手はかゆくなって炎症を起こしますよね?
いくら薄めたからといっても、水道水に含まれる塩素が、肌に良いはずがありません。
お風呂上がりに体中がかゆくなってしまい、思わず引っかいて肌を傷つけたという経験があれば、カルキが肌荒れの原因の可能性が高いです。
特にアトピーのかたにとっては、塩素は症状を悪化する大きな原因の1つなので、早急に対策をした方がいいかもしれません。
わたしがまさに、塩素に対してもろに影響を受ける体質だったので、シャワーヘッドを塩素除去できるものに替えました。
最初は本当に効くのかどうか半信半疑でしたが、シャワーヘッドを替えてからは、体中がかゆくなることがなくなり、
顔のお肌が綺麗になったのはもちろん、胸や背中のニキビもかなり落ち着いたので、本当に替えて良かったです。
特に肌が荒れている状態であれば、保湿バリアが壊れているせいで、塩素に対して無防備になってしまっているので、せめて肌荒れが落ち着くまでは、塩素除去のシャワーヘッドを使った方がいいと思います。
ネットで探せばいろんな商品が出てくるので、ご自身に合ったシャワーヘッドを探してみてください。
一応、わたしの今使っているシャワーヘッドを紹介しておきますね。
日本アトピー協会の推薦品ということで、選びました。
かかる費用は950円の月額レンタル費用のみ!
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4.体温と同じかそれより低い温度のぬるま湯で洗う
お風呂に入る時に熱々のシャワーを浴びるのが好き、というかたは多いと思います。
特に冬場は寒いので、42℃とか自分の体温よりも熱いお湯を長時間浴びてしまいがちですが、
この行為は肌荒れを助長してしまうので、やめておいた方がよいでしょう。
洗顔する時に水の温度が熱すぎると、保湿バリアを壊してしまい、乾燥肌になってしまいます。
過酸化脂質は体温よりも少し低い温度のぬるま湯でも十分落ちるので、必ず一度、胸や腕などの顔以外の場所で温度を確認してから顔を洗うようにしてください。
目安としては33〜35℃くらいで、肌にかけた時に少しぬるく感じるくらいの感覚です。
とはいえ、最初はぬるま湯の感覚がつかみにくいと思うので、洗面器に水を溜めて温度計で測りながら、水洗顔をおこなった方が無難かもしれません。
そのうち温度計を使わなくても、感覚で適温がわかってきます。
温度計と洗面器は100均で売られているもので十分です。
洗面器はなるべくなら抗菌素材のものを選びましょう。
夜の洗顔はぬるま湯を使いますが、
朝の洗顔は冷たい水を使用しても問題ありません。
ですが、朝起きた時に皮脂で顔中がテカテカしてい場合は、ぬるま湯を使うなど、その日の肌の体調によって使い分けが必要です。
5.洗いすぎず、なるべく顔に手が触れないようにする
これができていないと、肌荒れはいつまでたっても改善しないと言ってもいいくらい、重要なところです。
先ほども説明しましたが、洗顔をする理由は、肌についた汚れと過酸化脂質を落とすこと。
理想は水すらも使わずに、それらが落ちれば肌に負担がなくていいのですが、そういう訳にはいかないので、洗顔をする必要があります。
その際に、手で顔をゴシゴシと擦るのは絶対にNG。
角層上部の保湿バリアを、物理的に壊してしまいます。
極論を言えば、肌に手が触れないように洗顔した方が、負担が少なくてすみますが、だからと言ってシャワーを直接顔にかける行為はオススメしません。
例え水量を抑えたとしても、直接シャワーを顔にかけてしまうと、肌へのダメージは確実にあります。
わたしも最初の頃は、シャワーの水量を少量にして直接あてていましたが、顔の赤みがなかなか取れずに、常に日焼けしているような感じになってしまったので、別の方法に切り替えました。
オススメの方法は、洗面器に水をためて直接顔をつけるというのを何回か繰り返すというやり方。
その他にも両手で水をすくってゆっくりと肌に押し付けるというのを、おでこ→鼻→両頬というように、順番に丁寧に洗っていく方法もありますが、なるべく顔に手が触れないようにするというのがポイントです。
数回繰り返すだけでも十分に落ちるので、あまりバシャバシャと洗いすぎないように気をつけてください。
6.シャンプーは絶対に顔につけないようにする
夜の洗顔は、お風呂に入ったついでに済ませてしまう方がほとんどだと思います。
もしかすると、お風呂の前に洗顔をするという方もいるかもしれません。
どっちらにせよ、お風呂に入る際に注意しなけらばならない点が1つあります。
それは、シャンプーが顔につかないようにするということ。
ほとんどのシャンプーには、界面活性剤が含まれており、肌に付着すると、肌の内部に侵入してきて保湿バリアを壊してしまい、肌荒れの原因になってしまいます。
3スッテプ記事でも書いていますが、界面活性剤は肌にダメージを与えるクレンジングとクリームにも含まれていて、
せっかく化粧品をやめて水洗顔をしているのに、お風呂に入って毎日、肌に良くない行為をするというのは、すごくもったいないことです。
市販されているシャンプーの中には、界面活性剤の他にもやばいものも含まれていて、
・ラウリル硫酸Na
・ラウリル硫酸カリウム
・ラウレス硫酸Na
・ラウレス硫酸TEA
という、「硫酸系」の肌に刺激の強い成分には特に注意が必要です。
シャンプーのパッケージ裏に、成分表が記載されているので、ご自分で使っているものが大丈夫かどうか、確認してみた方がよいと思います。
もしも、上記の成分が入っていたら、肌にとって良くないので、別の安心できるものに替えた方が無難でしょう。
近頃はオーガニックのものや低刺激のシャンプーも販売されていますが、肌にとって良くないことにはかわりないので、洗い流す時には細心の注意を払ってください。
これはコンディショナーも同じです。
本当は、髪の毛も水洗顔と同じように、水洗髪だけですませた方が、頭皮にとっては良いことだというデータもあります。
肌の専門家である宇津木先生は、髪の毛も水だけで洗い流した方が、フケもなくなって綺麗になると本に書いていましたし、雑誌やネットなどでは「お湯シャン」というお湯だけで髪を洗うという方法が特集されてたりします。
効果としては、
・フケが出なくなる
・抜け毛が減って、髪の毛がフサフサになる
・痒みがなくなる
・脂っぽい臭いがなくなる
・白髪が減る?(←この情報はネットで何件か見かけただけなので、本当かどうか確証はないです)
などなどで、
実践できれば、お風呂の時間も短縮できるし、シャンプーやコンディショナーが万が一にも肌につくということがなくなるので、肌荒れを治すのに有効な手段の1つだと思います。
あともう1つ、胸や背中にニキビがある人は、その部位にもシャンプーがつかにように気をつけた方がいいでしょう。
できれば、ボディーソープも石鹸も使わずに、体も水洗いした方がニキビは無くなります。
わたしはとにかく顔のニキビをどうにかしたかったので、体までは気が回らずに、ボディーソープでがしがし体を洗っていたし、シャンプーが体につこうとも、気にせずにいました。
結果、顔のニキビはなくなりましたが、胸と背中のニキビはすごいことになって、慌てて、ボディーソープをやめて、シャンプーも体につかないように気をつけ始めました。
そのおかげで、今は、あれだけ酷かった胸のニキビもなくなり、背中のニキビもほとんど目立たなくなっています。
年頃の女の子は特に、いきなりシャンプーやボディーソープを止めるというのは、抵抗があるかと思うので、まずは水洗顔から確実に慣れていって、その延長線上で、水洗いやお湯シャンにチャレンジしてみてもいいと思います。
わたしも、最近抜け毛がヒドイので、お湯シャンに挑戦しないといけないのになかなか実践できない・・・
7.洗顔後に水分はきっちり取る
いよいよ最後のポイントになります。
ネットで検索してみると、水洗顔後にあえて水分を拭きとらずに放ったらかしにするという意見を数多く見かけました。
化粧水と同じように考えているのか?様々な理由はあるとは思いますが、間違いなく言えることは、洗顔後すぐに水分は取ったほうがいいという事です。
前回の記事にも書きましたが、
水は蒸発する時に、肌の水分も一緒にもっていってしまい、角層表面の細胞をめくり上げて、保湿バリアを弱めてしまいます。
なので、顔に残っている水分が蒸発する前に、一刻も早く取り去ってしまわなくてはいけません。
もしも水分を取るのを忘れて放ったらかしにしておくと、肌は乾燥してしまい、それを繰り返すと乾燥肌になる危険性があります。
1つ、水分をとる際の注意点がありますが、絶対にゴシゴシと拭き取ってはいけません。
ゴシゴシすると、サッパリしたような感じになって、綺麗に水分を拭き取れる気がしますが、このやり方だと肌にダメージを与えてしまいます。
ゴシゴシせずに、ゆっくりと肌に押し当てるようにして、肌を包み込むように水分をとってください。
イメージとしては、グッスリ眠っている赤ちゃんを起こさないように、ゆっくりと優しく包むという感じでしょうか。
顔だけではなく、体を拭くときも、同じように優しく包むように拭いてあげると、肌を傷つけずにすみます。
そして、もう1つ注意点がありまして、顔を拭くタオルは常に清潔なものを使ってください。
一度でも使ったものは、雑菌が繁殖している可能性が高いので、使わない方が無難でしょう。
顔を洗うたびに、綺麗なタオルを使ったほうが衛生的で、肌に負担が少ないです。
そして、できることなら、タオルや下着は一度洗剤で洗濯した後に、今度は水だけで洗濯した方が、肌への刺激が少なくてすみます。
一度試してみるとわかりますが、水を溜めた洗面器に、洗濯後のタオルか下着を入れて手でグッと絞ると、透明な水が白く濁るという現象が起きてしまいます。
実は、この白く濁ったのが洗剤です。
洗剤が染み込んだタオルで顔や体を拭いたり、下着をつけたりするのが、肌にとって良いはずないですよね・・・。
2度洗いをしなくてはいけないので、けっこう面倒臭いですが、洗剤だけの洗濯だと、洗剤が完全に落ち切らずにに刺激を与えてしまうので、特に顔以外にも体中にニキビがある人は、ぜひ試してみてください。
試行錯誤して、自分に合った水洗顔を極める
水洗顔がうまくいく7つのポイントを説明してきましたが、いかがでしょうか?
どれも簡単で、すぐに実行できるものばかりですよね。
水洗顔は、自分なりに試行錯誤していくことが大事です。
全ての人の肌質が同じでないように、水洗顔のやり方も一人一人違います。
洗い方であったり、水で洗う回数であったり、自分に合ったやり方は自分で見つけるしかないです。
なので、まずはこんな感じかな?という感覚でもいいので、ポイントをしっかりと押さえながら、実践してみてください。
探り探りのやり方であっても、わたしのポイントを押さえていれば、基礎化粧品を使った洗顔よりは確実に肌荒れは改善していきます。
大事なのは継続することです。
初めのうちは、いきなり洗顔剤や化粧水を断つことの反動で、肌が荒れてしまうこともあるかもしれませんが、
それは一時的なもの。
我慢して続けていくうちに、保湿バリアを取り戻して、どんどん肌は綺麗になっていきます。
肌が落ち着いてきたら、自分なりにカスタマイズしていって、どんどん肌を綺麗にしていきましょう!
次の記事に進む→4ステップ肌荒れやニキビを改善する、食生活のススメ。
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