こんにちは、masaです。
今回はニキビの正しい潰し方について話していきたいと思います。
一般的にニキビを潰すのはNGとされていて、「えっ?ニキビって潰してもいいの?」と思われるかもしれませんが、ニキビの段階によっては潰した方が良いという場合があります。
適切なタイミングで潰すことができれば、ニキビの治りは早くなるし、これ以上の悪化を防ぐことができるからです。
潰してもいいニキビとは?
ではどの段階のニキビであれば潰してもいいのか?というと、
・白ニキビ
・黒ニキビ
・ピークがすぎた黄色ニキビ(炎症が落ちいた状態)
の3つの状態の時です。
この3つのニキビで共通していることは、炎症していない・もしくは炎症が落ち着いた状態である、というところです。
白ニキビと黒ニキビは炎症する前の段階なので問題ありませんし、ピークをすぎた黄色ニキビは炎症が落ち着いているので潰しても大丈夫ということになります。
逆に言うと、炎症が酷い状態でニキビを潰すのは絶対にNG!
なぜなら炎症中に潰してしまうと、他の雑菌が入り込んで更にニキビが悪化してしまい、治るのに時間がかかったりニキビ跡になるリスクが高まるからです。
詳しくはこの記事に書いているので参考にしてみてください→潰してもいいニキビとダメなニキビの違いとは?
ですが、例え適切なタイミングだったとしても、潰し方を間違えてしまうと余計にニキビが悪化するどころか、ニキビ跡になって後々苦しむことになってしまうので、注意しなくてはいけません。
ニキビを潰す時の注意点
ニキビを潰すときに注意したいのは、なるべく刺激を与えないようにするということです。
できるだけ力を加えずに、できるだけニキビに触れることなく潰します。
また、ニキビを潰すという表現をしていますが、実際はそうではなくて、ニキビの中に閉じ込められた皮脂や膿の出口を作ってあげるというのが正解です。
無理やり出すのではなくて、なるべく自然に外に出て行けるように、手助けをしてあげるという感じです。
そして潰すタイミングですが、お風呂上がり・もしくは洗顔後が適切でしょう。
ニキビを潰すときに一番怖いのは、雑菌や汚れがニキビの内部に入りこんで炎症の元になってしまうことです。
なので、顔を洗った後であれば、顔に付着した菌や汚れ・余分な皮脂などが1日で一番ない状態なので、そのリスクは減らせます。
ニキビの正しい潰し方ベスト3
それでは、いよいよニキビの正しい潰し方ベスト3を紹介していきたいと思います。
ニキビの正しい潰し方3位:針を使う
ニキビの正しい潰し方第3位は「針を使う」です。
裁縫用で使うあの針です。
毛穴が詰まっているニキビに、軽く「チョン」と刺して、脂と膿を出してあげればOK。
ただし、使い古されたものではなくて、清潔なものを使っていください。
100均に行けば安くて簡単に手に入るので、新しいものを買った方が良いでしょう。
そしてついでに、薬局に行って消毒液(エタノールかオキシドール)も買ってください。
針を使う前に、消毒液で消毒をしなければならないので必須です。
わたしが使っているのは、建栄製薬という会社が販売している「オキシドール」という消毒液で、容量が100ml入って、値段が100円ちょいくらいなので、安くてオススメできます。
オキシドールの写真↓

針を消毒する時は、容器の蓋(ふた)に3分の1ほどオキシドールを入れて、その中に針を直接突っ込んで消毒してください(ニキビに触れる部分が消毒できていればOK)。
そして、清潔なティッシュで拭いてから、もう一度オキシドールの中に入れます。
必ずこの手順を済ませてから、針を刺すようにしてください。
消毒をしっかりしてからでないと、菌を直接傷口に運んでしまうことになりかねないので、本当に大事なポイントです。
そして針を使って潰す時の注意点なんですが、深く刺してしまうと毛穴を傷つけてしまうので、触れるか触れないか程度の軽いタッチで刺すようにしてください。
毛穴を塞いでいる薄い膜を破れば十分なので。
中の皮脂と膿が外に出てきたら、ティッシュでゆっくり刺激を与えないように拭き取ります。
簡単ですよね(^^)
針とオキシドールさえあれば、簡単に安上がりでニキビを潰すことができるのです。
ただし、白ニキビのように毛穴が閉じている状態であれば有効ですが、黒ニキビのように毛穴が開いている状態では使えないので、針で無理にほじくるのはやめましょう。
ニキビの正しい潰し方2位:綿棒を使う
ニキビの正しい潰し方第2位は「綿棒を使う」です。
綿棒は針では対処できなかった黒ニキビを押し出すことができます。
綿棒は普段使っているものではなくて、できれば一個ずつ袋に入っている減菌タイプの綿棒を買った方が確実ですが、少々値段が高いです。
なので、百均で売られているような1つのケースにまとまって入っているものを使いたい場合は、ニキビ用に新しく買って、ハンドソープで手を洗ってから使うようにしてください。
使い方ですが、まず綿棒を2つ用意します。
ターゲットの黒ニキビを真ん中にして、2つの綿棒で挟みこみ、ゆっくりと圧をかけながら押し出していきます。
強く押し過ぎてしまうと皮膚にダメージを与えてしまうので、力の入れすぎには注意してください。
最初は難しく感じるかもしれませんが、コツをつかめば簡単にできるようになります。
白ニキビに対しては、一本の綿棒を軽く当てるようにすると皮脂や膿の出口が作れますが、針の方が刺激がなくて確実に膜を破れるので、ニキビ別で使い分けをした方が良いでしょう。
ちなみに減菌タイプでない綿棒を使う場合は、潰す前にオキシドールで消毒してから使うようにしてください。
ニキビの正しい潰し方1位:器具「コメドプッシャー」を使う
ニキビの正しい潰し方第1位は「器具を使う」です。
器具と言っても医療用の高いやつではなくて、市販で安く手に入れられます。
器具の便利なところは、白ニキビ、黒ニキビ、黄色ニキビ、黒ずんだ角栓などにも対処ができるという点で、
「ニキビ 器具」もしくは「ニキビ コメドプッシャー」と検索すれば、たくさん出てきます。
その中でも、わたしのオススメは、こちら↓
いろんなタイプの器具が入っているので、使いやすいものがきっと見つかるはずです。
もっと価格が安いものもあったりしますが、器具の種類と値段を考えると、コスパが一番良い商品だと思います。
ただし器具について1つ注意点が。
器具を使うと簡単にニキビを除去できるので、ついつい集中していつの間にかニキビを潰しまくっていた、というパターンに陥りがちです。
ですが、ニキビは何でもかんでも全て潰すのはNG!
この記事にも書いていますが→潰してもいいニキビとダメなニキビの違いとは?
ニキビはできるだけ自然に潰れた方が肌にダメージは残りません。
特に黒ニキビの場合は無理やり押し出してしまうと毛穴にぽっかり空洞ができてしまい、そこに雑菌や皮脂などが入りこんでしまって、新たに大きな角栓ができたり炎症の元になったりします。
黄色ニキビの場合も、炎症が治るタイミングを間違えるとより悪化してしまうので、慌てずに様子をみるというのが大事なんです。
炎症のない白ニキビはどんどん潰して、黒ニキビと黄色ニキビの場合は様子を伺ってタイミングを見極めて潰す、というように分けて考えた方がいいでしょう。
ニキビのダメな潰し方
ニキビの正しい潰し方について紹介してきましたが、「これをやったらアカン!」というような間違ったニキビの潰し方も存在します。
それは、爪を使ってニキビを潰すという行為です。
これは結構やってしまっている方は多いと思いますが、本当にやらない方がいいです!
なぜなら、爪の中にはかなりの数の雑菌が潜んでいて、例え石鹸で手を洗ったとしても裏側などにはまだ生き残りがいたりするので、ニキビを早く治したいのであれば控えた方がいいでしょう。
とはいえ、実はわたしも爪でニキビを潰しまくっていた時期がありました。
そのせいで余計にニキビが悪化して、めちゃめちゃ後悔したことがあります。
爪を使うと、白ニキビを潰すのも黒ニキビを押し出すのも、簡単にできてしまうので、ついつい鏡を見た時にニキビをいじってしまいたくなりますが、ここはグッと我慢。
もしもどうしても出先で、突然できた白ニキビが気になって今すぐ潰したい!という時は、綺麗に手を洗ってから、ティッシュを捻って硬くした状態でニキビに軽く触れる感じで潰してください。
そのやり方であれば、肌へのダメージを最小限に抑えられて、雑菌が入りこむリスクを減らせます。
まとめ
ニキビの正しい潰し方について書いてきましたが、最後に大事なポイントをまとめます。
・潰す前は雑菌が入らないように手と顔を清潔にする
・爪や手で直接潰さない
・潰す時は、針・綿棒・器具(コメドプッシャー)を使うようにする
・なるべく肌に刺激を与えないようにする
というのが、ニキビを正しく潰すポイントですが、
これらのポイントを守っておけば、ニキビに雑菌が入りこむリスクを減らすことができ、ニキビの悪化やニキビ跡ができるのを、極力防ぐことができるようになります。
ちなみに、ニキビは皮膚科などの専門機関で潰してもらうこともできるので、自分で潰すのが不安という方は、専門機関に相談してもいいかもしれません。
ただし、費用は自分で潰す時と比べると格段にかかってしまうので、炎症する前の段階であれば、わざわざ受診する必要はないかと思います。( ニキビが酷いという場合や、潰すとどうしても炎症を起こしてしまうという方は、受診をおすすめします)
実際にわたしの場合は、皮膚科でニキビを潰してもらうことなく、自分で治すことができました。
わたしと同じように自分でニキビを潰したいという方は、この記事に書いたポイントを守った上で、必ず清潔な状態にしてから、潰すようにしてくださいね。
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