こんにちは、masaです。
顔にできるニキビほどテンションが下がるものはないですよね・・・
わたしはかつて、顔中がニキビだらけでした。
それはもう、いろんな種類のニキビが混在していて、毎日がニキビパレード。
鏡を見る度にため息しかでなかったです。
特に、芯のある大きくて炎症を起こしているニキビは、目立つし痛いし最悪でした。
そんな状態をどうにかしたくて、顔にできたニキビを片っ端から潰しまくってしまい・・・・
ですがニキビを何でもかんでも潰すのはNG!
その行為のおかげで、後々わたしは痛い代償を支払うことになるのです・・・
この記事では、わたしの実体験を元にして、潰してもいいニキビと潰したらNG!のニキビの見極め方について解説しています。
この記事を読むことで、潰すことによって回復が早まるニキビと、潰してしまうと長年消えずに最悪の場合凸凹のニキビ跡になってしまうニキビの違いがわかるようになります。
この違いがわかっていないと、長年ニキビに悩まされることになるかもしれないし、ニキビが落ち着いたとしても、今度は凸凹ニキビ跡に悩むことになってしまいます。
今ニキビに悩んでいる人もそのポイントさえつかめれば、これ以上のニキビ被害は防げるはずなので、ぜひ参考にしてみてください。
ニキビ界のラスボス「黄色ニキビ」
まず最初に、こいつを出現させたらヤバイ、「ラスボスニキビ」について解説していきます。
このニキビはまじでやばくて、「いかにこいつを出現させないか」、ということがニキビ改善の肝となるのです。
そのラスボスニキビというのが・・・「黄色ニキビ」
黄色ニキビとは、赤く炎症して真ん中に白く黄色がかった芯がある状態のニキビで、ニキビの最終段階といえます。
この状態になってしまうと、痛いし目立つし最悪です。
これが鼻の先にでっかくドーンとできた日には、「明日会社を休みます」という、こじらせ女子のような発言をしたくなってしまいます。
そして、何といってもこのラスボスニキビの本当に厄介なところは、潰すとヤバイというところです。
潰したらどうなるのか・・・?
潰しどころが悪いと更に炎症を起こしてしこりになってしまい、長期間治らなかったり最悪凸凹ニキビ跡を作ってしまうので、何をやっても倒せない、裏ボスチート状態に自ら進化させてしまうのです。
というわけで、この黄色ニキビを潰すことは、まさに禁じ手といえるでしょう・・・。
なので、潰す潰さない以前に、とにもかくにも、こいつを出現させないようにするということが重要になってくるんです。
ニキビはとにかく初期段階で叩く!
では、ラスボスである「黄色ニキビ」の出現をどうやって止めればいいのか?
その方法は、ラスボスになる前にやっつけるということです。
というのも、ラスボスである黄色ニキビは、人間が生まれた時から大人でないように、最初から黄色ニキビだったわけではありません。
まず最初にポツンと小さい吹き出物(ニキビの赤ちゃん)ができて、それが段々と進化していった結果、最後に黄色ニキビになるのです。
ちなみにニキビは、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄色ニキビと呼ばれるものがありますが、実は段階よって名前がつけられているだけなので、医学的にもニキビに種類はないとされています。
お魚さんでいうところの出世魚みたいなもんで、例えば鰤(ブリ)の場合だと、
ワカシ→イナダ→ハマチ→ブリ、というように成長するにつれ名前が変わっていきます。
これと同じように、ニキビの場合も、
白ニキビ(雑魚キャラ Lv1〜)→黒ニキビ(普通キャラ Lv10〜)→赤ニキビ(ボス Lv70〜)→黄色ニキビ(ラスボス Lv99)というように、成長段階によって名前が変わっていくのです。
つまりLv99のボスをわざわざ相手にするのではなく、Lv1の段階でニキビをやっつけることが可能であれば、被害を最小限に抑えることができます。
そして、このLv1初期段階のニキビをやっつける方法ですが、「潰す」というのが一番手っ取り早く、有効な手段と言えるでしょう。
ニキビを作らないようにするには、食事や睡眠に気をつけることが大事ですが、できてしまったものに関しては、物理的に潰したほうが近道なんです。
ではここからは、白ニキビはもちろん、段階別にニキビを潰すタイミングや対処法を解説していきたいと思います。
ニキビを潰すタイミングと対処法
白ニキビの対処法
そもそもニキビとは、皮膚のターンオーバーの乱れで角質が厚くなってしまい、そのせいで毛穴が塞がってしまうことが原因で起こります。(思春期ニキビの場合は、ホルモン増加による皮脂の過剰分泌のせいで、毛穴が塞がります)
塞がった毛穴に皮脂や角質が溜まってしまい、そこにアクネ菌が繁殖して炎症していくというのがニキビができる仕組みになるのです。(アクネ菌は皮脂が大好物)
白ニキビは初期段階のニキビなので、まだ塞がった毛穴に皮脂が詰まっているだけの状態です。
白ニキビという名称以外にも面皰(めんぽう)という名前で呼ばれたりもします。
この段階であればまだ炎症を起こしていないので、簡単にやっつけることが可能!
ただし、白ニキビは特に痛みを感じることがないので、鏡を見ないとなかなか気付けません。
ただ、白ニキビでもLvが高くなってくると、「なんか突っ張る感じがするな」という違和感がでて、鏡を見ると大きめの白い塊がポツっとしていたりします。
「なんか突っ張る間んじがするな」と思ったらとにかく鏡で確認して、ケアしていくことが大事です。
白ニキビを逃さないためにも、朝晩の2回は鏡でチェックしたほうがいいでしょう。
黒ニキビの対処法
黒ニキビは、白ニキビが進行したものです。
白ニキビは毛穴が塞がって皮脂が溜まることで起こりますが、皮脂が溜まっていくと今度は毛穴を押し開いて毛穴が開きます。
その開いた毛穴から出た黒ずんだ皮脂が黒ニキビで、開放面皰(かいほうめんぽう)という呼び名もあります。
ぱっと見は黒い点だったりシミのように見えたりもします。
なぜ黒くなるのかというと、外の空気に触れたことで酸化してしまったり、皮膚の内側からメラニンが排出されたりするからです。
黒ニキビも白ニキビと同様にまだ炎症していません。
なので炎症が起きる前に何とかした方がいいですが、黒ニキビは潰すということができません。
なぜなら、白ニキビと違って硬さのある皮脂の塊なので、除去したい場合は皮膚に圧力をかけて、押し出す必要があるからです。
では黒ニキビは見つけしだい押し出した方がいいのか?ということですが・・・
これはYESでもありNOでもあります。
これは一体どういうことなのかというと、状況によって押し出した方が良いパターンと、押し出さない方が良いパターンがあるからです。
基本的に白ニキビを潰す時と違い、黒ニキビを押し出してしまうと皮膚に大きなダメージがかかります。
無理やりに押し出すというのは皮膚に強い圧力をかけてしまうので、黒ニキビのある毛穴だけでなく、その周辺の皮膚にも影響が出てしまうからです。
それに、今まで毛穴の中を塞いでいた皮脂がいきなりいなくなってしまうと、今度はその空いた空間に新たな皮脂や雑菌が入りこんでしまい、そこから炎症を起こしてしまうかもしれません。
ただ、黒ニキビをそのまま放っておくと、どんどん進行していくので、やはり毛穴の中から追い出す必要があります。
じゃあ、どうすればいいのか?
答えは「観察を続けながら放っておく」ということです。
私たちの皮膚は、自分の力で毛穴に詰まった余分な皮脂を外に排出する力があります。
なので、朝晩しっかり洗顔をして、黒ニキビが自然に剥がれ落ちるのを待つのです。
それには質の良い睡眠を取って、ターンオーバーの作用を高める必要があります。
質の良い睡眠を取る方法はこの記事に書いているので、参考にしてみてください→睡眠の質向上で美肌を作る、たった一つのポイント
黒ニキビが自然に剥がれ落ちれば、肌にダメージはないし、毛穴がポッカリ空くこともありません。
なので、黒ニキビを押し出す一番良い方法は、しっかり朝晩洗顔をして、睡眠の質を高めることによって、自然に剥がれ落ちるのを待つということなんです。
ですが例外もあります。
黒ニキビの中には自然に剥がれ落ちないものも存在するからです。
そうなってしまうと、自分で押し出してやる必要が出てきます。
黒ニキビの進行パターンは、
①炎症して赤ニキビに進行する
②炎症せずに黒い塊になって、周りの皮膚も巻き込んで、ホクロのように黒ずむ。
というように二通りありますが、どちらのパターンに進むにしろ放っておくとヤバイです。
なので、ある程度の日数がすぎても自然に剥がれ落ちなければ、押し出して除去してください。
ただ時間が経っていなくても、黒ニキビの周辺が赤みを帯びてきたらすぐに押し出した方がいいです。
赤いのは炎症を起こしかけている証拠なので。
赤ニキビの対処法
赤ニキビは白ニキビと黒ニキビが進行したもので、炎症を伴います。
毛穴の中に溜まった皮脂にアクネ菌などの菌が繁殖してしまったせいで、その周辺の皮膚が赤く膨れ上がった状態です。
赤ニキビはまさに黄色ニキビというラスボスになる準備を整えている最中なので、外からのアプローチはNG!
なるべく手で触ったりなどの、刺激を与えないようにしなくてはいけません。
睡眠をしっかりとったり、脂っぽい食べ物を避けて野菜中心の肌に良い食事を心がけ、内側から赤ニキビの進行を止めてやりましょう。
肌に良い食生活はこの記事に詳しく書いています→肌荒れやニキビを改善する、食生活のススメ。
黄色ニキビの対処法
黄色ニキビは言わずと知れたラスボスニキビ。
赤ニキビが更に悪化して、毛穴の中に黄色い膿(うみ)が溜まってしまっています。
この記事ではこの状態になる前にニキビを食い止めることが大事、ということを散々書いてきました。
ですがどんなに気をつけていたとしても、全てのニキビをラスボスにさせなということは不可能。
なので、もしも黄色ニキビができてしまった場合は、焦らずにしっかりと対処することが大切です。
そのためには芯が目立っても痛みがあっても、すぐに潰すのなんてのは、もってのほか。
炎症している時に潰してしまうと、新たな菌が入ってきて余計に悪化したり、皮膚組織が壊れてニキビ跡になってしまいます。
炎症が治ってくると自然に膿が外に出るので、刺激をしないようにしながら、じっくり待ちましょう。
ただし、炎症が完全に治ってきてなかなか自然に潰れない場合のみ、黄色ニキビは潰しても大丈夫です。
炎症を抑えるには赤ニキビと同様に、睡眠と食事に気をつけることも大事ですが、それにプラスして消化にも気をつかった方が治りは早くなります。
断食をして肌が綺麗になるという話をよく聞きますが、食べ物の消化に負担がかからなくなったぶん、肌の修復にエネルギーを回せるからなんです。
消化に関してはこの記事に詳しく書いているので、参考にしてみてください→消化を味方にする「10の習慣」で、老化が止まり肌が綺麗になる。
こいつはまじでヤバイ・・・ラスボスを超えるしこりニキビ
実はラスボスである黄色ニキビを超える本気でヤバイ奴が存在します。
それが、しこりニキビ。
しこりニキビとは、黄色ニキビが更に悪化してしまった状態で、裏ボス的存在です。
黄色ニキビを潰してしまったり、不潔な手で触ってしまったことで進化してしまいます。
つまりラスボスである黄色ニキビ退治を失敗してしまうと、しこりニキビになってしまうのです。
ここまでいくと更に炎症が進んでしまい、しこりができたように硬くなってしまうので、少し触れただけでも鬼のような痛みが襲ってきます。
痛みだけではありません。
しこりニキビになってしまうと色素沈着してずっと残ったり、最悪の場合、凸凹ニキビ跡になってしまう恐れすらあるのです。
わたしが黄色ニキビをラスボスと呼び、ニキビケアにおいてそいつの出現を止めることが大事という話をしたのは、この「しこりニキビ」の発生を防ぎたかったからなんです。
この状態になってしまうと、外からのアプローチは絶対にNG!!
洗顔だけでなく普段の生活においても、しこりニキビを触らないようにしなくてはいけません。
とにかく食事・消化に気を付けて、質の良い睡眠を続けることが大切です。
早く治してやろうと考えるのではなく、時間をかけてもいいからニキビ跡にならないようにする、という考え方を持った方がいいでしょう。
、しこりニキビについて詳しくはこの記事に書いています→しこりニキビ(紫ニキビ)がクレーターニキビ跡の原因だった!
ニキビを潰すときは必ず清潔な状態で
潰してもいいニキビについて話してきましたが、ニキビを潰す際にも注意が必要です。
それは、清潔な状態で潰すということ。
まず、ニキビは洗顔後に潰したほうがいいです。
洗顔前は皮脂や外気の汚れが顔に付着しているため、菌が入り込んでしまい、余計に悪化する可能性があるので。
そしてニキビを潰す前には、必ず手を石鹸で洗って清潔な状態にしてください。
「潰してもいいニキビだけを潰す」、「ニキビを潰すタイミングを間違えない」、「清潔な状態で潰す」、という事さえしっかりと守っていれば、ニキビの回復は早まり、ニキビ跡になるリスクはかなり減らせます。
常に清潔にするということは、ニキビケアにおいて鉄則です。
「潰してもいいニキビ」と「潰すのはダメなニキビ」まとめ
この記事では、黄色ニキビをラスボスに見立てて、その出現を防ぐために、ニキビの段階と対策について書いてきました。
そして黄色ニキビの出現を防ぐためには、白ニキビのうちに潰しておくことが有効だという話もしました。
最後に、潰してもいいニキビとダメなニキビについてまとめてみたいと思います。
潰してもいいニキビ
・白ニキビ・・・ニキビの一番最初の段階。炎症を起こす前なので、すぐに潰してもOK。
・黒ニキビ・・・白ニキビの次の段階。まだ炎症を起こしてはいないが、白ニキビと違って硬いので潰せない。除去するには押し出さなくてはならないが、皮膚にダメージをかけるので、なるべく自然に取れるのを待つ。長期間待ってもとれなかったり、炎症を起こしかけてきたら自分でとった方がいい。
・黄色ニキビ(炎症が落ち着いた状態)・・・基本的に潰すのはNGだが、炎症が落ち着いてきて長期間自然につぶれない場合のみ自分で潰してもOK。
潰したらダメなニキビ
赤ニキビ・・・炎症中なので、無理に潰そうとすると他の菌が入り込んでしまい、一気にしこりニキビまで進化してしまう可能性あり。とにかく触らないようにする。
黄色ニキビ(炎症中)・・・潰すタイミングと方法を間違えると、しこりニキビまで進化してしまう。もう後がないので、慎重に対応したいところ。
しこりニキビ・・・ニキビの中で一番最悪な状態。しこりのように硬くなり、少し触れただけでも痛みがある。あまりの痛さと見た目の悪さに思わず潰したくなるが、ニキビ跡になりたくなければそれは絶対にNGです。まさに「触らぬ神に祟りなし」状態と言えます。
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