こんにちは、水洗顔歴18年のmasaです。
この記事を見てくれている方は、水洗顔をスタートしたけども、うまくいかずにどうしていいかわからない、という悩みを持っているのかもしれません。
もしくは、水洗顔に興味があり、これから水洗顔を始めたいけど失敗はしたくない!という状況かもしれません。
この記事は、「水洗顔をやっているが、ニキビや肌荒れが改善されない。それどころかもっと悪化した」という人たちに共通する特徴と解決方法をまとめています。
水洗顔がうまくいかなくて悩んでいる人たちにとって、少しでも参考になれれば幸いです。
1:そもそも間違った洗顔をしている
水洗顔がうまくいっていない人の特徴で、「間違ったやり方をしている」というのが一番多いです。
ただ、これは仕方のないことで、「これぞ水洗顔の正しいやり方だ」という学校の教科書のようなものは存在しておらず、ネットで検索をかけても、いろんな情報が錯綜しているので、どれを信じてよいのかわからなくなるのは当然のことです。
わたしが行なっている水洗顔は、自分で試して効果が出たやり方と、なぜ効果が出ているのか?という根拠を、専門家が書いている書籍を参考にしながら、しっかりとエビデンスのとれたものとしてオススメしています。
つまり、エビデンスがしっかりとれていて、自分で試して効果が認められたやり方のみを紹介しているので、少なくとも「根拠のない怪しい情報」や「間違った水洗顔」でないということは自信を持って言えます。
そういった根拠があり、これから「間違ったやり方」を指摘していきたいと思います。
基礎化粧品を使っている
女性であれば基礎化粧品使っているという方がほとんどではないでしょうか。
最近は男性でも使っている人をチラホラ見かけます。
ですが、1つだけハッキリと言えることがあります。
化粧をしていないのであれば、クレンジングや洗顔剤、化粧水や乳液などの基礎化粧品を使う必要は全くありません。
そもそも基礎化粧品ができた目的は、化粧を落とすためと、そのあとのケアのためです。
下地・ファンデーションなどの化粧は、水だけで落とすことができません。
詳しくはこの記事に書いています→「化粧品」というマインドコントロールから目を覚まそう!!
にもかかわらず、化粧をしていない人でも基礎化粧品を使うのは当然という非常識が、この世の中でまかり通ってしまっているというのが現実です。
わたしは昔、エステに通っていた時に、高額な基礎化粧品を「毎日使わないと肌が荒れますよ」というとんでもない嘘で、売りつけられた経験があります。
当時は知識がなかったので、「そういうものなんだ」と納得してしまいましたが、
いざ使ってみると、肌がとんでもなく乾燥してしまい、まさにお金を出して肌を悪くしてしまったという状態でした。
今考えるととんでもない事です。
この辺の話は、わたしのプロフィールに詳しく書いてありますので、興味のあるかたはぜひ読んでみてください。どれだけ世の中が嘘であふれているか、という事がわかりますよ。
では本題に戻ります。
普段の生活で下地やファンデーションをつけていないのであれば、基礎化粧品を使うのは控えた方がいいでしょう。
そして、普段から化粧をしている人も、本当に肌のことを考えるのであれば、下地やファンデーションを使うのはやめた方がいいです。
口紅やアイシャドウなどはギリokです。
ただ、仕事の関係上、どうしてもスッピンで過ごすことができないという人たちもいるかと思います。
そういった場合は、夜は化粧を落とすために基礎化粧品を使わなくてはいけませんが、朝の洗顔は水だけですませてください。
朝の洗顔を水洗顔にするだけでも、肌へのダメージは違ってきますので。
こすりすぎ
水洗顔をするにあたり絶対にやってはいけないことは、肌をこするという行為です。
わたしも最初の頃は、とにかくゴシゴシこすらないと脂や汚れを完全に落とせないと思い込んでいました。
ですがそれは、肌にダメージを与えてしまうし、本来持っている保湿バリアを破壊してしまいます。
こすりまくった洗顔のせいで、わたしの肌は赤くなってしまい、友達から「日焼けした?」と言われたりもしました。(紫外線の弱い真冬の時期にもかかわらずです・・・)
水洗顔を始めた頃は、「こんなんで本当によくなるのかな?」という不安があるので、洗い残しがないようにと無意識に強くこすってしまいがちです。
ですが、水洗顔を20年近く続けてきたわたしの経験からハッキリ言います!
こすらない方が確実に、早く、肌は綺麗になります!
今は不安でむずがゆいかもしれませんが、ここは我慢して、お肌のためにこすらないように心がけましょう。
洗いすぎ
洗いすぎはよくありません。
洗顔の回数は朝晩の1日に2回、というのを守ってください。
洗顔は肌についた汚れと脂を落とすためにするものなので、それらが落ちればいいだけです。
1日に何回も何回も洗顔をしてしまうと、保湿バリアが壊れて肌が荒れてしまいます。
もしも日中に運動や仕事などで汗をたくさんかいて、顔を洗いたいという場合は、軽く水で流すという程度に抑えてください。
洗いすぎない洗顔さえしていれば、わたし達の持っている肌の力で、勝手に綺麗になってくれるのです。
水洗顔の温度が適切でない
水洗顔をするにあたり、温度はとても大切です。
冷たすぎると汚れは落ちないし、熱すぎると肌の保湿バリアまではがれてしまいます。
適切な温度は、だいたい33〜35℃くらいで、目安としては肌にかけた時に少しぬるく感じるくらいのぬるま湯が丁度いいでしょう。
皮脂は冷たい水では落ちませんが、33度以上であれば落とせます。
今まで水の温度を気にしていなかったのであれば、適切な温度で洗うようにしてみてください。
水洗顔後の、顔の拭き方が間違っている
水洗顔のやり方を間違わない、というのが一番大事ですが、終わったあとのケアも大切です。
それは、洗顔後は必ず顔の水分をとるということ。
ネットで、「洗顔後は水を拭かずにほったらかしにした方が肌にとって良い」、という意見をたまに見かけます。
もう、ハッキリと断言できますが、この意見は間違いです!
なぜかというと、お肌が一番乾燥するのは、肌に付着した水分が蒸発した時なんです。
洗顔後に水分を拭き取らないというのは、肌を乾燥させてしまう事になるので、乾燥肌になりたくなければ、必ず綺麗に拭き取ってください。
そしてもう1つ注意点がありまして、タオルを何度も使い回すのはNGです。
タオルを一回でも使ってしまうと、雑菌がめちゃめちゃ増えてしまうので、朝使ったタオルだから夜も使おうというのではなく、洗顔後は、一回一回新しいタオルを使うようにしてください。
2:自分で勝手にルールを変える
せっかく正しい水洗顔を行なっていても、それを続けることができなければ意味がありません。
気づいたら間違った洗顔方法をしていた、というのはよくある事なので、注意が必要です。
これは、わたしが肌荒れ改善をアドバイスしていた友達が実際にやっていたことですが、わたしが教えた洗顔方法ではなく、いつの間にか自分で勝手にルールを変えしまって、間違った洗顔をしていた、というものです。
どういうことかというと、水洗顔は1日に2回というルールを決めていましたが、「なんだか顔が脂っぽく感じる」という理由から、1日に4回洗顔したり、「毛穴の角柱が目立ち、汚れが取れいない」と言って、ゴシゴシこする洗顔をしたりしていたのです。
これは友達から「水洗顔やっているけど効果が出ない」という話を久しぶりに会った時に相談されて、今どんなやり方やっている?と質問したところ、発覚しました。
うまくいかないのは当然で、正しい洗顔ができていないと、肌荒れは改善しません。
とにかく、なんでそのやり方がダメなのかを説明して、わたしがアドバイスした洗顔方法と異なるやり方だ、ということを再認識してもらい、もう一度正しい洗顔をおこうなうようアドバイスしました。
今度は忘れないように、水洗顔の手順を書いたメールを送り、その通りにやってもらいました。
その結果、1ヶ月後には目に見えて肌荒れは改善してきたのです。
勉強でもスポーツでも筋トレでも同じですが、知識も実績もない状態で、自分勝手に進めてもうまく行くはずはありあません。
まずは、うまくいっている実績のある方法をやって結果を出してから、そこからさらに良くなるように、自分でカスタマイズしていけばいいんです。
3:肌に負担がかかる入浴をしている
夜の洗顔は、お風呂に入るついでに行うというのが効率がいいですし、ほとんどの方がそうされている思います。
ですが、お風呂の入り方を間違ってしまうと、肌に大きなダメージを与えてしまいます。
いったい何が問題なのかというと、シャンプーとコンディショナーです。
シャンプーとコンディショナーは界面活性剤をはじめとして、肌に有害な原材料が使われています。
なのでシャンプーやコンディショナーを洗い流す際には、顔についてしまわないように、気をつけなくてはいけないのです。
髪や頭皮の汚れはぬるま湯でも落ちるので、できればシャンプー類は使わない方が確実ですが、「それはさすがに・・・」という方は、なるべく有害な成分が入っていないものを選ぶようにしてください。
そして、お風呂で体を洗う順番も大切で、
シャンプー → コンディショナー → ボディー → 最後に洗顔、というのが理想的な順番です。
肌に刺激のあるシャンプーとコンディショナーを最初にすませると、ボディーを洗うときに有害物質も一緒に流せるので。
できれば体を洗うのも石鹸を使わずに、デリケートゾーン以外は水洗いにした方が肌にとっては安心です。
わたしも石鹸を使わなくなってから、体のニキビがだいぶ改善されたので、胸や背中のニキビがひどいという方には、特に試してもらいたいです。
ちなみに、石鹸を使わなくても匂いは意外と気にならないので、安心してくださいw
4:短期間でやめてしまう
ネットを見ると、肌荒れが余計ひどくなったので短期間でやめた、という内容の書き込みが数多くあります。
水洗顔はすぐにニキビを消すことができる魔法のようなのもではありません。
自分が持っているターンオーバーの力を、できる限り発揮させることで肌荒れを改善していく洗顔方法です。
なので、すぐに効果は出ません。
というよりも最初は、今まで化粧品に頼ってきた生活をやめた反動で、一時的に肌が荒れる場合もあります。(個人差があって、そうならない人もたくさんいますが)
わたしの友達も、一時的に肌が荒れたせいで、自分勝手に水洗顔のルールを変えてしまいました。
水洗顔がうまくいかない人の特徴として、ルールを変える→水洗顔自体をやめてしまう、というパターンが定着しているように感じられます。
「もっと肌が荒れたらどうしよう?」と心配になるのはわかりますが、水洗顔は続ければ続けるほど肌が綺麗になっていくので、ここはグッと踏ん張ってほしいところです。
早くても効果が目に見えて出てくるまでは、1〜3ヶ月はかかります。
わたしも最初の1ヶ月は少し肌が荒れた感じがしましたが、自分の肌を信じて継続した結果、綺麗な肌を手に入れました。
この記事を読むと自分の肌を信じられるようになるので、ぜひ読んでもらいたいです→世界最強のスキンケアは、自分の肌を信じること!
5:住んでる地域の水道水が肌に合わない
水洗顔の落とし穴は、環境にもあります。
それは水道管から出てくる「水」。
水の質は地域によって違います。
排水管が劣化していたら、鉛や赤サビなどの不純物質が含まれる場合もあるし、水を殺菌する塩素の濃度も、地域によって高いところもあるはずです。
詳しくは、この記事に書いてあるのでぜひ読んでみてください→水洗顔でニキビを改善させる7つのポイントとは?
水道水がどれだけ信用できないかという事と、その対策を詳しく書いてあります。
水道水が肌にとって悪いと、そもそもの問題として「やべーじゃん」という事になってしまいます。
さらに、肌が荒れている状態であれば保湿バリアが正常でないので、普通の人と比べて肌への影響は増大してしまいます。
ここはかなり重要なところなので、対策することをオススメします。
6:肌に悪い生活をしている
肌を綺麗にするには、洗顔だけでは限界があります。
逆にいうと、化粧品や基礎化粧品を使っていたとしても、肌に良い生活習慣さえ送っていれば、肌荒れは起きにくくなります。
モデルや芸能人などの、「美」でお金を稼ぐ人たちは、その辺のことをよーく分かっているので、普段の生活にはストイックなほど気を使っています。
正しい水洗顔を行なっているのに、肌荒れが改善しないという方は、普段の生活を見直す必要があるのです。
睡眠の質が悪い
睡眠は肌を綺麗にするにあたり、一番といっていいほど大切なものです。
睡眠の質が悪いと、いくら正しい水洗顔を続けていても、必ず肌は荒れてしまいます。
なぜなら肌の修復やターンオーバーは寝ている間に行われているからです。
肌の修復やターンオーバーをしっかり行うには、入眠後の3時間で、成長ホルモンをたくさん分泌しなくてはいけません。
睡眠の質を上げる、詳しい方法はこの記事に書いてあります→睡眠の質向上で美肌を作る、たった一つのポイント
肌を綺麗にしたければ睡眠の質を上げる!というのは、できればやる、というオプションではなくて、絶対にやる、というマストなんです。
肌に悪い食生活
わたし達の体や肌は、食べたものからできています。
つまり、肌に悪い食生活をしていると、肌荒れは良くなりません。
わたしの肌荒れがピークの頃を振り返ると、食生活はめちゃくちゃでした。
毎日コンビニ弁当や牛丼店で済ませたり、お酒を浴びるほど飲んだり。
肌に良い食生活はとても大事です。
抗酸化作用のあるビタミンCは、傷ついた肌を修復してくれたりと、肌の老化を抑えてくれるので、積極的に摂った方がいいでしょう。
また、ニキビを防ぐには体に悪い油はNG!
特にフライドポテトやポテトチップスなどの、酸化した油がベッタリ付いているような食品は、肌荒れが改善するまでは食べないでください。
ただし、油は肌にとっても必要な栄養素なので、アボガドや青魚、ナッツ系などの良質の油は積極的に摂るようにしましょう。
詳しくはこの記事に書いてあるので参考にしてみてください→肌荒れやニキビを改善する、食生活のススメ。
便秘
便秘は肌にとってはめちゃめちゃ良くないです。
わたしも肌の調子が悪い時は、だいたい便秘気味だったりします。
便秘を起こさないようにするには、食生活もそうですが、消化不良も大きく関係しているので、食事の量やタイミングにも気をつけなくてはいけません。
便秘がちな人は、普段から水を多く飲んだり、食物繊維をしっかり摂ったりと、腸内環境を綺麗に保つ必要があります。
詳しくはこの記事をご覧ください→消化を味方にする「10の習慣」で、老化が止まり肌が綺麗になる。
ストレスをそのままにしている
ストレスは肌にとって大敵です。
いくら正しい水洗顔や、肌に良い生活を送っていたとしても、ストレスは一瞬で肌荒れを引き起こしてしまいます。
特に30歳を過ぎてからできる、いわゆる大人ニキビは、ストレスが原因の場合がほとんどです。
ストレスはほったらかしにせずに、きちんと対処していかなくてはいけません。
ストレスの怖さと正しい対処法は、この記事に書いています→ストレスは肌と脳を壊す『破壊兵器』対策をしないとマジでやばい!
肌を綺麗にするには、普段からストレスを溜めない生活が、本当に本当に大事なのです!
紫外線対策をしていない
紫外線は確実に肌にダメージを与えてしまいます。
わたしはずっと東京に住んでいて、現在は南国に住んでいますが、紫外線の恐ろしさを嫌というほど味わっています。
水洗顔のやり方を含む肌荒れ改善ノウハウは、東京で作り上げたものでしたが、そのノウハウが南国だと通用しなかったのです。
最初は焦りました・・・。
「せっかく苦労して肌が綺麗になったので、住んでいる場所を変えただけで肌が荒れるなんてやってらんねぇ」・・・とか思いながら。
その通用しなかった大きな原因の1つが太陽の紫外線が鬼強い!ということです。(水質の問題も大きく関わりがありますが、とりあえず置いておきます)
知っているとは思いますが、紫外線は、シミ、毛穴の開き、赤ら顔などを引き起こし、肌を老化させてしまいます。
なので、例え南国に住んでいなくても、普段から日傘や帽子を被るという習慣はつけていた方がいいでしょう。
ちなみに、日焼け止めは肌にかなりダメージを与えるので、太陽の下で長時間何かをする、という以外は塗らないほうがいいです。(日焼け止めを塗りすぎて肌荒れした人々をたくさん見てきた)
ただ、南国で肌が荒れるという経験は、わたしにとってプラスに働きました。
今回、わたしは肌荒れ改善ノウハウを新たに作り直し、南国でも肌が荒れないものを作り上げることができたので、
日本中どこで生活しても肌が荒れない方法を見つけることがでた、と言っても過言ではありません。
話が逸れてしまいましたが、紫外線の影響は10年後とか20年後により現れてくるので、今は肌が荒れていないから大丈夫、と思わずに、きちんと対策を立てたほうがいいですよ!
まとめ
この記事では、水洗顔がうまくいかない人の特徴と対策を書いてきました。
・そもそも間違った洗顔をしている
・自分で勝手にルールを変える
・肌に負担がかかる入浴をしている
・短期間でやめてしまう
・住んでる地域の水道水が肌に合わない
・肌に悪い生活をしている
逆に言えば、この項目を改善することができたのなら、肌は綺麗になります。
特に、水洗顔のやり方だけに注目するのではなく、水道水の水質と普段の生活の見直すことはとても大事なので、
今まで水洗顔で効果を感じられなかったという方は、ぜひ今日から試してみてはいかがでしょうか。
コメントを残す